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【部屋選び】必読!オシャレな部屋選びばかりして騒音問題忘れてない?

・オシャレな部屋を探したい!

・絶対に部屋選びは失敗したくない!

・住めれば何でも良い!

 

今日はこんな風に考えて一人暮らしの部屋選びをしている人に向けて書いていきます!

そう、あなたの事ですよ。

この記事では、部屋を選んでいる段階の人に是非見てほしい内容になっています。

いざ住む部屋を決めて契約のハンコを押した後では、嫌な事があったとしても「やっぱりやーめた」って事が出来ません!

家は、実際に住んでみないと分からない事も多いです。

 

その一つが隣人や上の階の住人による「騒音問題」。

しかも音の問題は非常にデリケートで、トラブルが起きやすくこじれやすい問題になる事があります。

そこで、この記事では僕の15年以上に渡る一人暮らしの経験から、契約する前に調べておけば良かった事を詳しく書いていきます。

 

この記事の内容

✔生活音を確かめるには壁を叩け

✔生活音が聞こえやすいのはリビングと寝室

✔RC造、 SRC造の建物が遮音性に優れている

それでは行きましょう!

 

生活音を確かめるには壁を叩け

実際に内見に行く際は、確かめたいポイントはいくつもあります。

周辺の住環境、交通量、スーパーまでの距離、ゴミ捨て場の衛生状態・・・。

その中でも僕が内見でまずやる事は、音がどれぐらい隣に聞こえるか?っていうところ。

 

具体的にどういう方法で音が聞こえるか確かめる方法は、ズバリ壁を叩いてみる事です。

叩くと言っても、壁に穴空けるほどじゃないですよ笑

ドアをノックする要領で壁叩きます。

 

壁が薄いと叩いた時に軽い音がします。

壁が厚いと叩いた時に硬い音がします。

いま周りにあるものをノックする感じや手のひらで叩いてみて下さい。

音の密度が違うはずです。

当然音が軽ければ物の密度が薄いという事なので、声をはじめとして生活音が聞こえやすいって事になります。

不動産屋さんに協力してもらう

部屋の音漏れ具合を確かめるには、不動産屋さんにも協力してもらいましょう。

もし隣の部屋が空室だったりしたら大チャンス!

不動産屋さんが隣の部屋に入れるようだったら入ってもらって、大声を出してみてどれぐらい声が聞こえるか確かめたり、壁を叩いたりして音がどれだけ聞こえるか確かめてください。

ここは不動産屋さんに悪いとか、そこまでして・・・とか考えないでください。

遠慮なくそこまでしてください。

でないと、実際に住んだ時に音によるストレスを溜めるのは、他でもない自分自身。

内見時のわずかな時間で短くても1年~2年、長ければ10年単位で済む事になるかもしれない部屋です。

 

 

生活音が聞こえやすいのはリビング

これからマンションやアパートに住むかもって人は、隣の部屋と自分が借りるかもって部屋のリビングを見てください。

ワンルーム(1R)や1Kでの部屋構造の場合、どうしてもリビングで過ごす時間が多くなります。

リビングという居住空間が隣の部屋とくっついている為、扉・窓の開け閉め・テレビの音・話し声・足音。

最初は気にならなかったとしても、夜に寝ている時などにこういう生活音が聞こえて気になってきたらキツイです。

話し声や動画視聴など低い音は特に壁を伝って音が振動しやすく、音が漏れやすくなります。

 

同じ部屋の作りが並んでいるタイプ

例えばこういう同じ部屋が並んでいるタイプ。

 

※画像はsuumoより

こういう賃貸アパートよく見かけますよね。

内観も結構綺麗で、案外駅近の物件もあるのですが

 

※画像は加工してます。

こんな風に横並びで全く同じ部屋のところって結構あるんです。

これが片側だけだったら良いのですが、101号室~103号室まである中の102号室だった場合。

両隣の生活音が聞こえてくる可能性があります。

こういった部屋の作りだと、片側にテレビ、片側に布団もしくはベッドっていう家具の配置になるかと思うのですがどちらを選んでも食らう可能性がありますね。

逆もまた同じで、自分自身の生活音が聞こえやすい可能性も大きくなります。

こういうタイプの作りは、特に壁の厚さを内見時に確かめて下さい。

 

話し声

隣の人の話し声って案外聞こえます。

ベッドで寝ている人は床との距離があるのである程度は大丈夫かも知れませんが、布団を敷いて寝るって方。

思っている以上に床を伝って隣の声というか、声の振動が聞こえてきます。

寝る時って頭を横にして寝る時ありますよね。そういう時に隣人の声が聞こえてくる場合があります。

特に男の声は低いので、女性よりも声が響きやすい特徴があります。

 

テレビの音

テレビの音も意外とよく聞こえます。

これは壁面にテレビは置かれる事が多いからです。

音楽番組、お笑い番組、それに伴う笑い声などが隣から聞こえてくる事があります。

 

足音・物音

足音に関しては、隣の部屋というより上の階によるものが多いかもしれません。

足音って自分では分からないから、上の階の住人がどれだけ気を遣える人かっていうのが運だったりします。

後述しますが、建物全体の造りから足音や物音の方が騒音として厳しいっていう場合も多いようです。

 

窓・ドアの開閉音

電話のガチャ切りってあるじゃないですか。

受話器を「ガチャっ!」って切られる時のアレ。

窓やドアを猛烈な勢いで閉める音って、あのガチャ切りの感じに似てるんですよね。

これも足音とかと同じで、やってる本人はそこまで大きい音が周りに響いてるって分からないもの。

 

内見に行く際はココを見て

内見に行く際、隣の部屋の居住空間がどこにあるかを見て下さい。

自分の部屋のリビングやお風呂場など、音が漏れやすい・音が出やすい場所が隣人の部屋のどこに接しているかを見ます。

 

例えば、自分の部屋のリビングが隣の部屋と接していれば音が漏れやすい。

しかし、リビングが隣の部屋の収納部分やトイレ部分であれば、音は漏れにくいと思います。

 

リビングだけでなく、自室のあらゆる場所を隣の部屋と見比べてみる事をオススメします。

 

実際に苦しんだ僕の体験談

実際に僕が一人暮らしで苦しんだのは足音・物音です。

上の階の人がいっつも深夜3時ぐらいに帰ってくる人だったんですね。

ほぼ毎日深夜3時になると「バタン!ガタッ・・・ゴトン、ドンドンドン」と上の階から聞こえてきます。

マジで鉄アレイでも落としてるんか!?ってぐらいの音量なんです。

その時は布団を敷いて寝てたんですが、睡眠から起こされる音量と振動です。

部屋の壁・床を伝って音と振動が伝わってきます。

 

最初はあまり気にしていなかったんですけど、これがほぼ毎日なので嫌でも気になってきてしまいます。

1時過ぎぐらいから「あー・・もうすぐあの音が始まるぞ・・・」。こんな心境になってくるんです。

不眠症まではいかなかったですが、本当にストレスを感じました。

 

一回あまりにもうるさいから、直接言いに行ってやろうと思って布団が飛び起きたのですが・・・。

ふと我に返り考えます。

 

「この時間に音の事を気にしないで生活してる奴の性格とか人間性ってどんなだろうか・・?」

 

すぐに自分の中でロクでもない奴なんじゃないか?っていう考えに至りました。

そういう相手に対して、直接物を言いに行ったらトラブルになりかねない・・!

だって鉄アレイを落としてるのかって思うぐらいの音を、深夜3時に出す人です。

下手な物言いになって、もっと大きいトラブルになるのは御免だったので何も言いませんでした。

 

その後、一応管理会社に状況を伝えましたが基本的にはあまり改善されず・・・。

部屋の契約期間である2年でその部屋は退去しました。

 

想像してみて下さい。

学校や仕事で疲れ切って帰り、真新しい匂いのする部屋でご飯を食べてお風呂に入り、布団に入り眠りにつく。

そんな充実感に満ち溢れるはずの生活が、毎日深夜に顔も知らない誰かに邪魔をされるのです。

これはストレス以外の何物でもありません。

 

RC造、 SRC造の建物が遮音性に優れている

じゃあここまで話した音の問題をどうやったら防げるのか?

それには建物の造りを事前に確認する事で防ぐ事がある程度出来ます。

 

その遮音性の高い建物はRC造、SRC造です。

RC造とは鉄筋コンクリート造の略で、Reinforced Concreteの頭文字を取ってRC=強化コンクリートの事です。

SRC造とはRC=鉄筋コンクリート造にS=鉄骨を足した造りで、もっとも遮音性と強度に優れた造り。

共にコンクリートを壁や床、梁に流し込んで固めています。

重い材料であるほど遮音性が増すので、コンクリートが入って固まっている壁とそうでない壁のどちらが遮音性が高いかは、やはりコンクリートが固まっている壁です。

他にも木造=W造や鉄骨造=S造などありますが、コンクリートが使われていない為に遮音性は圧倒的に劣ります。

 

周りの騒音問題に悩まされたくない、音楽を部屋で良く聞く、アクティブスピーカーを良く使う、大音量で映画を観たい。

誰もが思うこれらの事を叶えるには、RC造、SRC造で作られている物件を探すことです。

しかし、メリットばかりではなく造りが良いという事は当然賃料も上がっちゃうんですね。

 

妥協ポイントを見つける

デメリットは賃料が上がる事になりますが、駅から遠い物件などは比例して賃料も下がる傾向があります。

部屋選びは理想を出せば出すだけ、賃料が上がるのでどこかで妥協ポイントを見つけないといけません。

代表的なものとしては、バス・トイレ別、室内洗濯機置き場、2階以上、オートロック、駅からの距離など。

人間ってある程度の事はなれと経験で解決できる事があります。

しかし音の問題は慣れる前にストレスにやられます。

 

 

まとめ 遮音性の高い部屋が優先順位の1位にすべき

もし、昔の自分自身に部屋選びのアドバイスを送るとしたら間違いなく

 

駅から遠くても、ユニットバスでもいいから遮音性の高い部屋を取れ!

 

って言います。それも大声で。

 

これから部屋を探す人、今現在探している人はもう一度想像してほしいんです。

自分1人だけの部屋に壁一枚、床一枚挟んで聞こえる音ってストレスだし怖いんです。

トラブルになってからでは遅いんですね。

 

もしトラブルになったら大家さんか管理会社に相談するべきだと思いますが、すぐにトラブルが収まるなんて事はそうそう無いです。

なので、部屋選びの段階で慎重になりすぎるぐらい慎重に部屋を選ぶべきなんです。

 

音の問題は絶対に妥協してはいけない、超重要なポイントです。

 

良い一人暮らしの生活が送れるよう、騒音のお話でした。

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