いま副業がノリにノッています。正社員の副業を認める・条件付きで認めるといった企業も増えてきており、副業を始めるには今を逃す手はないと言えます。
しかし、副業を始めたいけど自分にはスキルも経験も何もないから、副業を始めたとしても稼ぐ事が出来ないのではないか?そもそも始め方が分からないといった方も多くいる事かと思います。
今日は副業で稼ぐためには何か特別なスキルや経験がないとダメなのではないか?と考えている人に向けてお話をしていきます。
結論から言うとスキルや経験が無くても副業で稼ぐことは出来ます。
こんな方に向けた記事です
- 自分にはスキルや経験が無いと思っている人
- まったくの初心者が副業を始めて上手くいくのか?
- どんな事をすれば副業で稼げるのか?
目次
スキル・経験なしでも副業で稼ぐ事は出来る
始めに言っておきたい事は、副業は誰にでも始める事が出来るし誰にでも稼ぐ事が出来るという事です。
なぜなら副業も仕事だからです。仕事とは誰かの悩みを解決または手伝ったりする事で、その対価としてお金をもらう事。
これは自分自身に置き換えてみると分かりやすいと思います。
例として、僕は人材紹介事業を実質1人でやっているのですが、やる事が本当に多いです。
人材紹介という職業の特性上、求人企業と求職者の両方を集客しなくてはなりません。
どちらか一方でも大変ですが、更に求人票の作成や履歴書・職務経歴書の添削・手直し、広告運用、オウンドメディアのコンテンツ制作など、やらなくてはならない事が山ほどあります。
正社員やアルバイトを雇う余裕もなく、出来るだけ1人で仕事をこなしていかなくてはならないのですが、さすがに限界があります。
そうなるとお金を払って上記の業務を誰かにやってもらいたいと考えるわけです。
常勤スタッフを雇う余裕はないけど、数ある業務の内のどれか一つでもやってくれる人を探している人は、実際に相当数いるのです。
上記の例で言えば、営業が得意な人がいれば企業へのテレアポ100件を2万円、広告の運用を出来る人を1ヶ月間もしくは一定の条件で20万円、メディアコンテンツの制作を5万円など、こういった探し方をします。
人材紹介を例に挙げましたが、他にも色々あるはずです。
家の掃除をやってもらいたい人もそうですし、ペットの散歩をしてもらいたい人だってそうです。
スキルや経験がなくても、人が困っている事を見つけて自分に出来る事をやってみる。という発想が副業の第一歩です。
恋愛の失敗をまとめたコンテンツ販売
実際に僕自身、自分の恋愛失敗経験を文章にまとめてココナラで販売をしています。
これは自分が恋愛で失敗した事から学んだこと、立ち直る為に実践をした事などをワードにまとめてPDF化したものです。
恋愛は絶対評価ではなく相手があっての相対評価によるものですから、何をしたら成功するという答えは絶対にないのです。
それでも多くの人は恋愛に対して答えを求めて、何をしたら良いのかを探します。
実際に自分自身がそうだったから、恋愛に悩んでいる人の気持ちが本当によく分かると思った事から、自分自身の経験を売ってみようという選択に至りました。
自分の経験がコンテンツになりますから、コンテンツ制作にかかる費用は0円。
金銭的なリスクがないというのは、非常に取り組みやすく全く売れなかったとしてもノーダメージですから、やらない手はありません。
そんな経緯で作成したコンテンツは累計文字数約18,000文字で、制作期間は大体3週間。
販売をしてみたところ、少ない金額ですが1万5千円ぐらい売上を立てる事に成功。
元手0円から1万5千円は悪くないと思います。
更にコンテンツ販売だけでなく購入者に対しての個別相談も行っていたところ、個別相談の方に需要がある事に気付きました。
恋愛は相対評価の為、誰一人として同じ状況は存在しません。
そんな状況に真摯に答えていくという事をやっていき、こういう需要もあるのかとビジネスとしての新たな発見に繋がっています。
具体的にみんな何をやって稼いでいるのか?
では実際に副業をしている人達は、どんな副業に取り組んでいるのでしょうか?
Yahoo!しごとカタログ人気ランキングを調べてみました。
1位 データ入力
2位 看護師
3位 清掃
4位 エンジニア
5位 内職
6位 ライター
7位 経理
8位 英語を使う仕事
9位 営業
10位 プログラマー
※2019年4月~7月のYahoo!検索のキーワードによるランキング
※Yahoo!しごとカタログ人気ランキングを参考に表を作成
このランキングを見て意外と思ったのが、パソコンを使う仕事が10職種の中でデータ入力・エンジニア・ライター・経理・プログラマーの5職種だった事です。
営業職もパソコンを使用する場面はあると思いますが、無くても営業がかけられると感じて抜きました。もう一つ見えてくるのが、看護師・清掃以外は在宅やリモート出来る仕事という部分が特徴ではないでしょうか。
リモート・在宅が人気の理由を推測するに移動時間がもったいない事や、5~6時間など連続してまとまった時間は取れないけど、隙間時間を有効に使いたいという考えが多いと推測します。
副業をするにはパソコンは必須
パソコンが無くても副業に取り組み稼いでいく事は出来ますが、作業効率や対応職種の広さを考えると、パソコンはあった方が良いでしょう。
ライティング(ライター)の仕事などはスマホだけで出来ない事は無いですが、やはり作業効率を考えるとパソコンが無いと厳しいと感じます。
副業をしていくと自分が知らない事を調べなくはいけない場面も出てくる事が多くなります。そういった時も、スマホよりパソコンの画面で見た方が見やすいし、調べやすく、やはり利便性・実用性という意味でもパソコン1台は持っておきたいところです。
パソコンは何十万もするような機種でなくても、3万円~5万円のもので十分です。
実際に僕がこの文章を書いているパソコンは、アマゾンで新品価格5万円のノートパソコンです。動画制作やデザインなど自分は重たい処理をしないので、5万円のパソコンでもストレスなく使えていて、インターネットでの調べものや、オフィスソフト(ワード・エクセル・パワーポイントなど)、YouTube閲覧を同時に行っても問題ありません。
参考になれば幸いです。
実は誰にでもスキルと経験がある
冒頭でもお話をした通り、副業は誰にでも始める事が出来て稼ぐ事が出来ます。
それでも一歩踏み出せない理由として、特別なスキルや経験を持っていないから始められないと考えている人も多いのではないでしょうか。
この考え自体が大きな勘違いで、誰もが特別なスキルも経験も実は持っていると思うのです。
考え方や切り口一つで、自分がどんなものを持っているか考える事が出来ます。
どんなものがスキルや経験として、サービスになるのかを少し想像してみましょう。
■人からよく悩み相談をされてきた→傾聴能力を活かして悩み相談サービス
■スマホゲームが好きで一日でもやっていられる→攻略サイトのライター、ゲームを教える講師
■何年も続けている自分だけの習慣がある→継続する方法をまとめたコンテンツ制作販売
■転職回数が多くて転職に苦戦してきた→転職支援サービス、面接でよくある質問をまとめたコンテンツ制作
■アドセンスの審査は通ったけど稼げない→アドセンス審査に落ちてしまう人へのコンサルタント、記事作成代行
まだまだたくさんあると思いますが、こういう感じで一般的に考えて「それってスキルと言えるの?」という事ほど、実はスキルになり知りたい人がたくさんいたりするのです。
ブログ運営をしている人なら分かると思うのですが、継続ってすごく難しいですしアドセンスの審査が通ったぐらいでは、そう簡単に収益が上がる事はないですよね?
しかし、世の中にはアドセンス審査に何度も落ちてしまう人だって実際にいて、そういった人達は「どうしたらアドセンスに合格するのか?」という情報を欲しがっています。
そんな人達にアドセンスを合格する為に実践した事をコンテンツ化、もしくはコンサルタントが出来れば、それが商品になります。
試しにココナラでアドセンスの事を調べてみて下さい。
5記事代行1万円以上で販売している人も多く、実際に100件以上の売上実績があったりします。
このように考え方や切り口を変えて考えてみれば、自分の経験してきた事を全て商品やサービスにする事だって可能なのです。
スキル・経験よりもやるかやらないか
ここまでお話をしてきた通り、実は誰にでもスキルや経験があります。
後はやるかやらないかだけの違いだけです。
副業を行うメリットは収入を増やす事以外にも、その行為そのものが経験とスキルになって自分に返ってきます。
経験とスキルを増やす事が出来れば、更に収入を増やしていく選択肢が多くなる事は言うまでもなく、始めるにあたっての金銭的負担も少なくやらない理由が正直言って見当たりません。
デメリットを挙げるとすると、副業の種類によって結果(収入)が得るまでに時間がかかる事ですが、限りなくリスクが少ない事を考えるとこのデメリットも大した問題ではありません。
しかし、ここまで副業のメリットを挙げても実際に行動に移す人はかなり少ないと思います。人はやらない理由を探すのが本当に得意で、「でも」「だって」と付けたがります。
したい人、10000人。始める人、100人。続ける人1人。
この言葉は作家や俳優、実業家として活躍する中谷彰宏氏の言葉。
これだけ実際に行動を起こす人が少なく、更に継続するとなるともっと少なくなる事を表している名言です。
つまり、行動を起こすだけでも10,000人の中の1%に入れてしまう事を意味していて、それだけでも大きな前進だと思います。
それでも何をしたら良いのか分からない人は、自分がちょっとでも人より得意かな?と思っている事を知恵袋などで検索してみて下さい。
人が持っている数多くの悩みを見る事が出来て、自分だったら何が出来るかのヒント探しに必ずなるはずです。
まず自分が思っている事、考えている事、やってみたい事、どんな事でも良いので始めてみましょう。